心のセルフケア*自己否定ver.

道路上で気持ち良さそうにジャンプしている男性 自己受容、自己愛
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こんにちは!Ayakoです。今日も当ブログにお越しくださり、ありがとうございます。

この記事では、自己否定や自己非難に対するセルフケアについてまとめています。
自己否定や自己非難は、心の自傷行為のようなものです。私自身、息をするのと同じように自然に、無意識に自己否定をしていたので、セルフケアしようと思い至るまでにも長い時間がかかりました。笑

ですので、ちょっとでも早く、自己否定の沼から脱出する助けになればと思います。

【概要】セルフケアの目的と流れ

まず最初に、セルフケアの目的ですが「自己否定を全くしない状態にする」ということではありません。

目的は、
・セルフケアを続けていくことで、自己否定をしていることを早い段階で自覚できるようになること。
・自己否定のパターンから抜け出せるようになること。
の2つです。

繰り返しセルフケアをしていくと、より短い時間で自己否定していることに気付けるようになっていきますので、自然と自己否定のパターンから抜け出すのも早くなります。

つまり、波動が低くなった状態から抜け出すまでの時間が短縮できる!ということです。

では、今回セルフケアとして紹介する内容ですが、4ステップに分けてご紹介します。
1)自分が自己否定や自己非難をしていることに気付く。
2)自己否定や自己非難をしている自分を認める。
3)自己否定や自己非難をしている自分を許す。
4)向き合った自分を褒める。

【サインに気付く】重い、固い、無気力、虚しい、など

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まず、自分が自己否定や自己非難をしているかもしれない、と気付くのが第一歩です。
自分で気付いていない傷に、絆創膏を貼ろうとは思えないですよね。自己否定や自己批難も同じで、気付いていない状態では、対応することができません。(私は長い間そうでした。)

では、気付くためのサインはどんなものがあるのか?

人によって感じ方は違いますが、例を挙げると、
・なんだかもやもやして、思いっきり笑えない。楽しめない。
・何もする気が起きない(生きるために必要な最低限のことだけ行って生活する)
・何をしても無感動
・何も考えたくない
・だるい、体が重い
などです。

ただ、ここでよく見極めてほしいことがあります。
それは、上記の状態が働き過ぎ、睡眠時間が足りていない、身体症状が出ていて辛い(熱がある、下痢がひどい、アレルギー症状が出ている等)などの結果、起きているのではないかどうか、ということ。

もし該当する場合は、まずはゆっくり休んでください!そして、必要ならば病院に行きましょう。
あなたの体を大切にしてくださいね。

自分でサインに気付き、通院は必要ない状態だな、次のステップに進めそうだなと思ったら、次に進みましょう。

今まで、自分が自分のことを否定したり、非難したりしていると考えたこともない方は、気付きにくいかもしれません。そんな方は、人に話したり、本やネットで調べたり、抵抗がないのであれば、セッションを受けてみたりするのも助けになると思います。

【認める】「なにやってるの!」と責めない、切り捨てない

自分で自分のことを責めてる!と気付いたら、ただただ責めている自分の存在を認めてあげましょう。

「そっかそっか〜、腹が立ってるんだねえ。」
「うんうん、苛立つの分かる分かる〜。」

こんな軽〜い感じで大丈夫です。深刻になりすぎないでください。笑

また、腹を立てている理由や苛立っている内容など、詳細が分からないままでOKです。
ここで「なんで腹を立てているんだろう?」など追求を始めると、「あれをやらなきゃ!」「こうすべきだった・・・」など色々な思いや考えが出始め、セルフケアが中断しやすくなります。

大切なのは、ただただその存在や考えを認めてあげること。
責めている自分をさらに責めたり、罪悪感を感じたり、「1人芝居でなにやってるんだろう・・・」と虚無感を抱いたりする必要はまったくありません。

なお、「いやいや、詳細が分からないままだなんて気が済まない!落ち着かない!」など、詳細を追求したい方は、もちろん思う存分追求してOKです。禁止しているわけではありません。笑

ただ、詳細を知らないと落ち着かなかった私の体験として、ここで詳細を追求し始めると、嫌な感じを思い出したり、不安になったり、焦ったりしてしまって、何をやっていたのか分からなくなってしまうことが多かったんですよね。
そして結果として、一通り終えるのに時間がかかったり、やたら疲れたりしてました。

なので、特にセルフケアに慣れていないうちは、さらっと簡単に進めていくことをオススメしています。

そして面白いことに、詳細を知る気がなくとも、追求していなくとも、セルフケアを繰り返していると詳細がふっと分かる瞬間がきます。
「わたしは、これに腹が立っていたんだな。」
「わたしは、こうしてほしいと思ってたんだ。」
この瞬間は、あなたのステージが上がった瞬間です。おめでとうございます!この瞬間は気分爽快ですよ〜!

【自分を許す】あなたのことをサポートしてくれていた!

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さて、自分を否定、非難する自分自身を認めたら、次はそんな自分を許します。

発見した「自分を責める自分自身」は、悪者ではありません。
あなたの考える「常識」や「倫理観」などをもとに、あなたが常識はずれな行動や、倫理観の欠如した行動をしていないかチェックしてくれていただけなんです。

例えば、
「私は、人に余計な手間を掛けることは、いけないことだと考えている。それなのに、私は仕事でミスをして、〇〇さんに本来しなくてもよい仕事をさせてしまった。私はなんてダメな人間なんだ。」
「私は、部屋を綺麗に保つべきだと考えている。それなのに、部屋に物が溢れ、散らかっているのにも関わらず、仕事を言い訳にして放置している。私はなんてダメな人間なんだ。」
などなど。

↑のように自分で自分の行動をチェックし、反省して次に活かそうとすることで、仕事のパフォーマンスが上がったり、円滑な人間関係に繋がったり、部屋が綺麗に保たれたりしているんですね。

しかし、このチェック機能が、時々暴走してしまうんです。そして、体や心に不調をきたしてしまう。
それが、上記の例だと最後の「私はなんてダメな人間なんだ。」というところ。

たとえ何が起きたとしても、起きた出来事によってあなたの価値が決まることはありません。
あなたの価値を決めるのは、あなた自身です。
たとえ誰かにバカだ、のろまだなどと言われても、誰もあなたの価値を消すことはできません。
あなたは、ただ生きているだけでとても価値のある存在です。

自分で自分の行動チェックができているなんて、すごいことです。
でも、自分を否定したり責めたりするための機能ではないんです。
ちょっと暴走してしまっているだけですから、「まあ、そんなこともあるよね〜。」と許してあげましょう。これが、ステップ3です。

上記の例であれば、例えばこんな感じ。
「あなたがチェックしてくれているから、同じ間違いをしないで済んでた部分もあるなあ。ありがとう。」
「君が手伝ってくれるから、部屋で気持ちよく過ごせてるところもあるのかも〜。OKOK!」

許してあげると暴走が止まります。

【自分を褒める】わたし、めっちゃ頑張った〜♪

Photo by Nora Hutton on Unsplash

最後は、そんな自分をとことん褒めてあげましょう。

ここまでで、自分を責めている自分と向き合い、和解してきました。

もともと調子が良くなかったのに、「不完全(だと自分で思っている)な自分」「できていない(と自分で思っている)自分」と向き合ったんですよ。
できればそんなことは認めたくない、向き合いたくない、と思うものと向き合ったんです。
しかも、許すってことまでしちゃった!なんてすごいんだ!!こりゃあご褒美をあげなければ!!

どうぞ、向き合った自分を褒めてあげてください。

この記事を書いている最中、ハイヤーセルフや天使、マスターたちから
「よく気付いたね!Good job!Good job!」
「私たちはいつでもどこでもどんなあなたでも愛してるよ!知ってた?!?!」
・・・と拍手喝采で興奮している様子が伝わってきます。とにかくめちゃめちゃテンション高く、褒めちぎっています。笑
ですからどうぞ、ご自身でも褒めちぎっちゃってください!

長くなりましたが、以上が自己否定に対するセルフケアの一通りの流れです。
最後まで読んでくださり、ありがとうございました!

【まとめ】

自己否定や自己非難をしているときのセルフケアの目的は、

・セルフケアを続けていくことで、自己否定をしていることを早い段階で自覚できるようになること。
・自己否定のパターンから抜け出せるようになること。

セルフケアの流れは、

1)自分が自己否定や自己非難をしていることに気付く。
→自分はどんなサインが出るのか知りましょう。通院や十分な休養が必要だと思ったら、行動に移しましょう。この時点で既に、宇宙はあなたを褒めています。

2)自己否定や自己非難をしている自分を認める。
→軽〜い感じで、詳細が分からないままで大丈夫です。詳細は、あとで分かる瞬間が必ずきます。

3)自己否定や自己非難をしている自分を許す。
→発見した「自分を責める自分自身」は、少し暴走してしまっているだけで、本来あなた自身をサポートしてくれています。

4)向き合った自分を褒める
→不調な中でもよく頑張った!と自分自身を褒めましょう。宇宙はベタ褒めですよ。

あなたがあなた自身を許し、よりゆるっと穏やかな人生を送れますように。

Photo by Anders Jildén on Unsplash
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